足底筋膜炎をどう評価するか

こんにちは。リーノです。

今回は、整形クリニックでよく遭遇する足底筋膜炎について、僕がどのように評価しているかをまとめてみます。

あくまで現時点での僕の考え方なので、

「ここは違うんじゃない?」
「こんな視点もあるよ」

という意見があればぜひ教えてください!

① 問診で大枠を把握する

まずは問診です。

  • 痛みの部位
  • 痛みの出るタイミング
  • 発症時期
  • スポーツ歴や運動量
  • 仕事や生活環境

などを確認します。

足底筋膜炎では、

  • 朝の一歩目が痛い
  • 歩き始めが痛い
  • 長時間歩くと痛い

といった訴えをよく耳にします。

まずは症状の特徴を把握し、大まかな仮説を立てていきます。

② 圧痛部位を確認する

次に圧痛を確認します。

ここは鉄板ですね。

僕が主に確認するのは、

  • 踵骨内側結節
  • 足底腱膜
  • 踵骨外側
  • 足底中央部
  • 前足部

などです。

足底筋膜炎だと思っていても、実際には他の組織が主な症状の原因となっていることもあるため、まずは痛みの場所をしっかり確認します。

③ ウィンドラス機構と歩行時痛を確認する

合わせてウィンドラス機構も確認します。

母趾背屈によって足底腱膜へ張力を加え、症状の再現や足部アーチの変化を観察します。

また歩行中、

  • 接地時
  • 立脚中期
  • 蹴り出し

など、どのタイミングで痛みが出るのかも確認します。

これらの情報から、

「足底腱膜にどのようなストレスが加わっているのか」

を考える材料にしています。

④ 足関節可動域・筋力・再現痛を確認する

足関節背屈可動域を確認します。

足底筋膜炎では下腿三頭筋の柔軟性低下や背屈制限が関与していることも少なくありません。

筋力についてはカーフレイズを確認することが多いです。

そして忘れてはいけないのが再現痛です。

  • カーフレイズ
  • ランジ動作
  • 踵歩き
  • 歩行

などを行い、どの動作で痛みが出現するのかを確認します。

単に可動域や筋力を測るだけではなく、

「どの負荷で痛みが出るのか」

を把握することが重要だと考えています。

⑤ 足部アーチを確認する

足部アーチも確認します。

LHA(Longitudinal Height Angle)などを参考にすることもありますが、僕自身は正常値よりも左右差を重視しています。

アーチが低いこと自体が必ずしも問題とは限りません。

そのため、

  • 左右差
  • 荷重による変化
  • 動作中のアーチ保持

などを確認し、あくまで一つの情報として捉えています。

可動域や筋力、動作の改善を行っても症状が残る場合には、インソールを検討することもあります。

⑥ 筋膜組織の状態を確認する

最後に、僕が比較的重視しているのが筋膜組織の状態です。

触診を行いながら、

  • 組織の滑走性
  • 硬さ
  • 圧痛
  • 皮膚や皮下組織の動き

などを確認します。

足底腱膜だけではなく、

  • 下腿後面
  • アキレス腱周囲
  • 足部内側

なども評価対象です。

問診や動作分析で立てた仮説と触診所見が一致した場合には、介入ポイントとして考えています。

まとめ

僕が足底筋膜炎を評価するときは、

  1. 問診
  2. 圧痛確認
  3. ウィンドラス機構・歩行観察
  4. ROM・筋力・再現痛
  5. 足部アーチ
  6. 筋膜組織の状態

という流れで確認しています。

その評価を通じて、組織の硬さや緊張の高さが牽引力となって疼痛を発生させているのか、または緊張が低い状態で、踵骨周辺の脂肪組織の

まだまだ勉強中ですが、整形クリニックでの学びを今後もまとめていこうと思います。

何かご意見やアドバイスがあれば、ぜひ教えてください!

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