ヨガのポーズを一通り体験し、自分の身体の状態を詳しくチェックしたことで、一つの大きな気づきがありました。
それは、**「なぜヨガをやって腰や首を痛めてしまう人がいるのか」**という理由です。
今までも患者さんで、「ヨガをやって身体を痛めた」という人は何人かいました。今回、自分自身でやってみて、自分でも体験することができました(腰が痛くなりました。。涙)
「動かない場所」の代わりに「動きすぎる場所」が頑張る
ヨガの見本のようなポーズを目指すと、どうしても無理が生じます。 僕の身体を分析してみると、以下のようなアンバランスが見つかりました。
- 柔軟性が足りない場所: 股関節、胸椎・胸郭、肩関節
- 安定性が足りない場所: 腰椎、頸椎周辺(ついつい動きすぎてしまう)
人の身体には、**「全身を動かそうとするとき、動きやすい場所から先に動いてしまう」**という特徴があります。
僕の場合、股関節や胸椎がガチガチに固まっているため、そこが担当すべき動きを、動きやすい「腰」や「首」が過剰に肩代わり(代償)していたのです。
これでは、ポーズをとればとるほど腰や首に負担がかかり、痛くなってしまうのも当然です(苦笑)。
「見本」を追う前に、パーツを整える
ヨガの哲学では「無理をしない」「ポーズの形が目的ではない」と言われますが、実際に動いている最中にそれをコントロールするのは至難の業です。
意識だけで局所を動かそうとするのも一つの手ですが、僕は**「まず、動かないポイントの柔軟性を確保してから再チャレンジする」**という戦略をとることにしました。
一気に全部やると挫折しそうなので、まずはターゲットを絞ります。
- 股関節の柔軟性向上
- 下部胸椎の柔軟性向上
- 腰椎周辺の安定性強化(正しい姿勢の再構築)
本当は肩もやりたいところですが、まずはこの3点に集中します。
90歳まで歩むための「急がば回れ」
「ヨガをやっているのに身体を痛めてしまう」 そんな矛盾を感じている人は、案外多いのではないでしょうか。
もし心当たりがあるなら、一度ポーズから離れて、自分を縛り付けている「硬いパーツ」を緩めることに専念してみるのも一つの正解かもしれません。
リーノの実験ノート(メモ)
- 「動かない場所」がある以上、無理にポーズを深めるのは怪我の元。
- PTとして患者さんに伝えていることを、自分自身に徹底する難しさを痛感。

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