「僕が経験した『気功』の不思議。——触れずに痛みが消えた、あの日のこと」

みなさんは「気功」という言葉を聞いて、どんなイメージを持ちますか? 正直に言うと、理学療法士(PT)として身体を学んでいる今の僕から見ても、どこか「未知で不思議な世界」という印象があります。

でも実は、僕は高校時代にこの気功を体験する経験をしたことがあるんです。

1年間のリハビリでも治らなかった肩が

中学時代に肩を痛めて1年間リハビリ。でも完治はせず、高校でも痛みと付き合いながら野球を続けていました。 ある試合直前、どうしても肩が痛む僕に、母が「気功に行ってみたら?」と勧めてくれたんです。

半信半疑……というか、怪しさ満点で向かった先は、暖色の灯りとヒーリングミュージックが流れる静かな和室でした。

触れられていないのに、痛みが消えた

横になると、施術者は僕の肩に手を……当てません。 少し離れた場所に手をかざしたまま、1時間ほど時間が過ぎていきました。

「これで終わり?」と思いながら、施術後に恐る恐る腕を振ってみると……痛くない。 翌日の練習も、その後の試合も、信じられないことに肩が動いたんです。

もちろん、数日後にはまた痛みが出てきて、むしろ以前より強く感じるような揺り戻しもありました。でも、「全く触れずに痛みが取れた」という事実は、僕の中に確かに残りました。

未知の領域への好奇心

なぜ痛みが取れたのか。その理由は、当時の僕にも、そしてPTとして研鑽を積んでいる今の僕にも、正確なところは分かりません。

脳の反応なのか、プラセボ効果なのか、あるいは本当に「気」のようなエネルギーが影響したのか。

患者さんに「気功ってどうなんですか?」と聞かれることもありますが、僕は正直に「僕にはまだ分かりません」と答えます。理学療法の世界では、エビデンス(根拠)が重視されるからです。

結び:いつか「不思議」を紐解くために

でも、僕が体験したあの「事実」は消えません。 世の中には、今の医学や科学だけでは説明しきれない身体の反応が、まだまだ眠っているのだと感じています。

90歳まで現役でいるためには、固定観念に縛られず、あらゆる角度から「身体」を見つめる視点が必要かもしれません。いつか、あの日の不思議な体験についても、自分なりの答えを見つけられるように学びを深めていきたいです。

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